ひろゆき「丁寧すぎる依頼」があっさり断られる訳 「断られる」は「相手から拒絶されている」ではない

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繰り返しますが、断られるのは当然のことなので、「傷つくから頼むのがイヤだ」なんて「後ろ向きに考える自分」をやめて、「断られてもダメージを感じない自分」に変えたほうがいいんじゃないかと思います。

たとえば、上司から、バイデン大統領に自社の広告に出てもらえるよう依頼してこいと言われても、100%断られるじゃないですか。一応メールを送ったとしても、おそらくシカトされるか、事務所の人から「無理です」と返事が返ってくると思うんです。

でも、この時はたぶん、傷つかないと思うんですよ。それは、断られるのが当たり前だと最初から思っているからです。逆に、「断られないんじゃないか」なんて変な期待を持つほうが、ダメージを受けやすくなります。

初めて会う時のハードルを上げない

なので、断られることを日課としたり、会社の仕事であれば「断られました」と上司に報告するための作業をやってます、くらいの考え方のほうがいいんじゃないかなと思いますね。

『ひろゆきさん、そこまで強く出られない自分に負けない話し方を教えてください!』(サンマーク出版)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

営業も苦手です。初めて会う人に物を売ったり、何かしてもらうのって、ハードルが高いです。

それって、初めて会う時の目的がズレていると思いますね。初めて会った人に物を売ってやろうというのは、難易度が高いですよ。まずは次回のアポを取ることを目的にすればいいと思うんですよね。

物を買うにしても、初めて会った人より2回目に会った人からのほうが買う確率が高いじゃないですか。「次回のアポを取る=買う確率が高くなった」だから、成功に近づいているともいえます。とりあえず雑談して次回のアポが取れたら、「よし! 今日は成功」というので十分だと思います。

ひろゆき 「4chan」管理人

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Hiroyuki

本名・西村博之。1976年神奈川県生まれ。中央大卒。1999年にインターネット匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設し、管理人になる。東京プラス代表取締役、未来検索ブラジル取締役など、多くの企業に携わり、企画立案やサービス運営、プログラマーとして活躍。2005年、ニワンゴ取締役管理人に就任。翌年、「ニコニコ動画」を開始。2009年に2ちゃんねるを譲渡後、2015年に英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人に。

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