浪人生活の一方で、奨学金の返済経験も
「僕の通っていた高校のカリキュラムには古文や漢文がなかったり、英語のテストも単語とその意味を書けていれば点数がもらえたので、世界史も日本史も教科書の冒頭20ページをやったらもうおしまい。
だから、僕も先生も『うちの生徒が一般入試で大学に入れる』とは誰も思っていませんでした」
今回、話を聞いたのは当サイト・東洋経済オンラインにて「浪人したら人生「劇的に」変わった」を連載中の教育系ライター・濱井正吾さん(33歳)。
彼は「9浪」を自身の肩書にしているため、いつものように仮名にしたところで、そんな経歴の人物はなかなかいないので、今回ばかりは本名である。
彼がこの連載に登場するということは、大学時代だけではなく、浪人生活を続けるために奨学金を借りてきたということだ。


















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