「おむすび権米衛」普段買い需要を捉えるこだわり イベント買い「おにぎりぼんご」は1個300円台が中心

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
おにぎり おむすび権兵衛
「おむすび権米衛」店頭の商品(写真提供:イワイ)

外食や持ち帰りでの、おにぎり購入がブームとなっている。各メディアで報道されるのは、少し高価格の店が多く、繁盛店では行列ができるほどの人気だ。

コメ消費量が減り続ける時代、家庭でも作れるおにぎりを、なぜ買うのだろうか? 

調べてみると、消費者は「イベント買い」と「普段買い」を無意識で使い分けていることがわかった。ここでいうイベント買いは、日常生活の中で“少し奮発して購入”という意味だ。

どんな思いで利用するのか。その実情を取材した。

札幌発の専門店も都内にあった

まずはイベント買いについて。メディアで報道されることが多い「おにぎりぼんご」(東京都豊島区)のような人気店は、1個300円台の中価格帯以上の商品が目立つ。

JR田町駅から徒歩数分にあるのが、「にぎりめし 田町店」(東京都港区)だ。手狭だがカウンター席でイートインもできる。北海道札幌市の本店は、24時間営業の有名店だ。

おにぎりぼんご
JR田町駅前の「にぎりめし 田町店」(筆者撮影)

手作業を見ながら店内で食べてみた。塩にぎり・醤油にぎりが選べ、一番人気「たらこバターの醤油にぎり」と「じゃこの塩にぎり」(税込み、各340円)を頼んだ。

おにぎりぼんご
「たらこバターの醤油にぎり」(左)と「じゃこの塩にぎり」(筆者撮影)
関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事