漫才プロジェクトであがいていたときに、紳助さんから「漫才のコンテストをやろう」と言われた。そのことばを頼りに動いた。
なぜあんなに動けたんだろう。
自分ひとりで考えてやったことだったら、あんなに自信を持って行動できなかったと思う。
途中で挫折していただろう。
紳助さんがいたから絶対できると思えた
ところが、M-1は紳助さんと一緒につくろうとしたものだ。だからぼくは自信を持つことができた。
スポンサーが見つからなくても、テレビ局に断られても、参加者が集まらなくても、絶対やってやる、絶対できると思って行動した。
なぜかわからないが、心のどこかで絶対にうまくいくと確信していた。
紳助さんと一緒につくったからだ。
紳助さんがいなければ、あんな風に自信を持って行動できなかっただろう。
それに、紳助さんとぼくだけではなく、この本に書いたような、本当にたくさんの人のおかげでM-1はできました。
さらに、今も熱い思いを持ってM-1をつくり続けているスタッフがいます。
そして何よりも、第1回からM-1に挑戦し続けてきた何万人という漫才師の熱い思いがこめられているからこそ、M-1は今も輝き続けているのです。
(文:谷良一)
「M-1はじめました。」が10倍面白くなる
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