マリオに匹敵?任天堂「ゼルダ」映画化、熱狂凄い訳 世界的な名作ゲーム、CGではなく実写で勝負
Arad Productionsはアヴィ・アラッドによって設立されたスタジオだ。彼はマーベル・スタジオの創設者であり、映画『スパイダーマン』シリーズや『アイアンマン』にも関わっている。映画『ゼルダの伝説』ではプロデューサーとして関わると発表されている。
もちろん、任天堂も制作に深く関与するうえ、宮本茂もプロデューサーとして作品に携わる。実写化のハードルは高いだろうが、制作スタッフの面でも期待できるわけだ(ただし、海外ではアヴィ・アラッドの参加を不安視する声もある)。どう転ぶかは未知数なものの、注目が集まるのは間違いない。
④共同出資にソニー・ピクチャーズが関わる
最後の理由は、映画制作費についてである。本作の制作費は50%以上を任天堂が出資、そして全世界の配給と共同出資をソニー・ピクチャーズが行うことが明らかになっている。
言うまでもなく、ソニー・インタラクティブエンタテインメントはプレイステーションを手掛けており、任天堂とは家庭用ゲーム機のライバルと言えなくもない(直接的なライバルはXboxのマイクロソフトだが)。
ゆえに、ユーザーのなかには「任天堂とソニーが手を組む」という点で驚いている人もいるようだ。もっとも、ソニー系列の会社が任天堂のゲームに関わることはままあることではある。
例えば、ソニー・ミュージックエンタテインメントの完全子会社であるアニプレックスはNintendo Switch向けにゲームを出しているし、そのタイトルによってはNintendo Switch独占であるケースも存在する。ゆえに任天堂とソニー系列会社が手を組むのはありえる話なのだが、驚くユーザーもいるのは事実である。
『ゼルダの伝説』の実写映画化はあらゆる部分に盛り上がる要素が存在しており、大騒ぎになるのも当然のことである。はたして期待に応える作品になるのか、公開が待ち遠しいかぎりである。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら