そして驚いたのが、コーンポタージュ。缶詰やレトルトなどの業務用のものではなく、手作りされているようでした。あくまで素材の味を活かした優しい味付けで、若干粒感が残っていてもったりトロリとした口溶けです。シンプルなスープだからこそ、味に手間ひまが反映されているのがわかります。
コーヒーは深煎りで、すっぱさは控えめ。ほろりとした苦味のある香ばしいコーヒーは、上品な小さいカップでちびりと飲むのではなく、カジュアルなマグカップでごくりと飲むのが似合います。
湯種ブリオッシュのフレンチトースト1300円
「湯種ブリオッシュのフレンチトースト」は、バターと卵をたっぷりと配合したブリオッシュパンに卵液をひたしてフレンチトーストにするという、朝からリッチかつ背徳感を感じる、ぜいたくな一皿です。生クリームとベリーソース、洋梨のコンポートとミントが添えられて、胸がキュンとするかわいいビジュアルもたまりません。
フレンチトーストは、中まで卵液を浸さない中フワタイプと、奥の奥まで卵液が染み込んだ奥ジュワタイプがあるのですが、「グッドモーニングカフェ」のフレンチトーストは後者でした。パンのすみずみ、奥の奥まで卵液が浸透し、パンプディングさながらのしっとりしたフレンチトーストに焼き上がっています。
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