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グッドモーニングカフェの「1200円朝食」に驚く朝 セレブたちにとっては普段遣いのお店に?

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ただし、土曜の朝の「グッドモーニングカフェ」は全然違っていました。テラス席にはカートに乗せた犬を連れた夫婦らしきカップルがジャージ姿でモーニングプレートを食べています。女性は眉毛も描かずどすっぴんで、男性も髪がボサボサです。

あきらかに犬の散歩の道すがらで、休憩がてら朝ごはんを食べているのですが、プレートにはトッピングがモリモリ。1人2000円ぐらいはしそうな豪華な朝ごはんを、牛丼チェーンに行くぐらいの気軽さで食べているように見えます。

物価高の昨今、ランチでは1000円以上かかるのが普通になってきました。ですので、「遅めの朝」として、朝昼兼用で「グッドモーニングカフェ」を食べると考えれば、1200円という価格はむしろほどほどな感じもします。しかし、そこにトッピングがふんだんに加わるとなると、話は変わってきます。

ポーションのコーヒーフレッシュではなく、レトロなミルクピッチャーで出てくるとちょっとうれしい(筆者撮影)

客席ではほかにも、ジョギング途中で立ち寄った汗だくのランニングシャツのお兄さんや、子ども同伴のお母さん、文庫本を読みふけるぽっちゃりした上品な青年などが朝食を食べていました。

土曜の朝は、セレブたちが普段遣いで朝ごはんを食べに

どうやら向かいの高級レジデンスに住むヒルズ族……かは定かではありませんが、いずれにせよセレブなのは間違いありません。

筆者のような庶民は、お高めのお店を訪れる際は味はもちろんのこと、内装やサービスなど存分に楽しむようにしているのですが、彼らは雰囲気を味わいには来ていない様子。純粋に朝ごはんを食べに来ているようです。

つまり、土曜の朝の「グッドモーニングカフェ」は、セレブたちの普段使いの店になっていました。1000円以上する朝メニューをさらりとオーダーできるセレブの財布の潤い具合と、300円以下のチェーン店の朝定食の値上がりに一喜一憂している筆者との落差を感じずにはいられません。

筆者は眺めのいい窓際の席に腰掛け、ゆっくりぜいたくな朝ごはんを楽しみました(筆者撮影)

唯一バイク乗りらしきお兄さんが、ライダースーツで店の表で記念撮影をしていました。私以外にも「グッドモーニングカフェ」を目的地にして店を訪れた人がいることに、少しホッとして、仲間意識が芽生えた朝でした。

編集部注:本記事に登場するメニューの価格は、すべて取材時点のものです。昨今の円安、原材料高騰などの影響を受けて価格が改定されている可能性があります。また、店舗によってモーニングの値段・内容は異なる場合があります。
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