多忙でも資格試験に合格する人が実はやってる事 移動時間に効率的にアウトプットをする方法

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インプットの大前提は、覚えることではなく理解することです。

難易度が高くなるほど、試験範囲は膨大になり、これらの内容をすべて覚えることは不可能です。また、暗記に頼って趣旨や前提にある考え方をわかっていないと、問われ方の角度が変わった応用問題に対応できない可能性があります。

そして、テキストは漫然と読んでいても理解できません。内容を頭の中でかみ砕きつつ、少しずつわかりやすい言葉に変換していくことが求められます。

最終的に、内容を自分の言葉で表現できるようになれば、その論点は理解したと言えるでしょう。

膨大な試験範囲に対応するには、記憶の中に目次をつくることが大切です。

インプットの精度を上げる

テキストや条文の順序どおりに覚えることは必要ありません。特定の論点について、どのあたりに内容が書いてあって、ほかの論点とどのように関係するかを、自分なりに整理することが目標になります。
問題を見た瞬間に、「これはあの辺に書いてあったな~」と思い出せれば

十分です。そうすると、問われている内容を記憶から取り出しやすいので、解答にかける時間を減らすことができます。

試験本番までに、自分なりの目次をつくり、瞬時に記憶を取り出せるようになることを目標にしましょう。

また、資格試験の種類によっても、インプットの精度を変えるべきです。私が受験したものでも、試験によって合格水準が異なります。

たとえば、行政書士試験は絶対評価です。科目ごとに足切り基準が設定されるほか、試験全体の得点が、300点満点中180点以上を取ることが条件になります。つまり、6割の問題に正解すれば合格できることになります。

それに対し、司法書士試験や公認会計士試験は相対評価です。どちらも、受験生全体の得点によって、合格基準点が変わります。

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