資格試験に受かる人の勉強は「質と量」どちら重視 「資格試験に落ち続ける人」が陥りがちなパターン
読売新聞社記者などを経て、働きながら独学で司法書士試験、公認会計士試験に合格した石動龍氏による連載「あらゆるスキマ時間で集中学習! 無駄ゼロ独学術」。エンターテインメントコンテンツのポータルサイト「アルファポリス」とのコラボによりお届けする。
質と量、どっちを取るべきか
失敗は成功のもと、という言葉は誰でも知っています。発明家のエジソンは「失敗は積極的にすべき」という趣旨の言葉を残しています。独学でもこれは当てはまります。
小さい失敗を繰り返し、そのたびに誤りを修正することによって、勉強や解答の方法が洗練されていきます。時間が経過するほど、効率化が進み、質が高まります。
資格試験の勉強をするとき、理想は最初から質と量を両立させることです。広い範囲を深く理解することがもっとも望ましいです。
しかし、これは現実的には無理です。
なぜなら、勉強を始めてからしばらくの間は、理解を重視すると時間がかかって量をこなせず、量を重視するとわからない部分を調べる時間が取れないからです。
そのため、質か量かのどちらかをあきらめることになります。その際に、選ぶべきは、絶対に「量」です。
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