認知症リスクも下げられる! 少しの工夫で「5つの脳力」をアップできる"新聞の正しい読み方"2つ

認知症リスクを下げる「新聞の読み方」を紹介します(写真:【Tig.】Tokyo image groups/PIXTA)
加齢による脳細胞の萎縮は避けることができませんが、脳神経外科医の石川久氏は「残っているほかの神経細胞が鍛えられていれば、脳の役割をカバーしてくれる」と言い切ります。
そんな石川氏が脳神経を鍛えるために推奨しているのが「新聞を読むこと」。本稿では、同氏の著書『最近、「あれ」「それ」が増えてきた人のための 70歳からの脳が老けない新聞の読み方』から、その読み方に必要な「ちょっとしたコツ」を紹介します。
「脳細胞の萎縮」をカバーしてくれる神経細胞
私は、これまでに1万人以上の患者さんの脳を診てきました。その中に、80歳、90歳を超えているのに、頭脳明晰で、元気な患者さんはたくさんいました。
一方で、60歳に満たなくても記憶や言動があやふやで、認知機能が落ちている患者さんもたくさんいました。
仮に、前者をAさん、後者をBさんとしましょう。このふたりの脳を調べてみると、どちらの脳が委縮していると思われますか?
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