パナと日本サッカーを牽引する! 「ガンバ大阪」新社長が《売上高100億円クラブ》の先に見据える野望の"源泉"

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2024年度は過去最高の売上高を記録
5月27日に2024年度のJリーグクラブ経営情報が開示され、3月期決算の柏レイソルと湘南ベルマーレを除く58クラブの収支状況が明らかになった。リーグ発足当初から加盟する「オリジナル10」のガンバ大阪は、売上高が72億円を突破。コロナ禍前を含めて過去最高の売り上げを記録した。
「2024年度に関して言うと、僕自身はまだ携わっていないんですが、J1で4位、天皇杯準優勝と、結果がまずまずだったこともあり、分配金・賞金ともに上がりました。それに伴って営業成績もアップしました。加えて、ダワン(現・北京国安)と坂本一彩(現・ウェステルロー)の移籍金も入ったことが、プラスに働いた形でしょう。
入場料収入に目を向けると、2019年度の12億4700万円が最多だったんですが、2024年度はそれに近い11億8500万円になっています。2023年度は9億7000万円でしたから、スタッフのマーケティング施策が奏功したとみています」
こう分析するのが、2025年1月にガンバの社長に就任した水谷尚人氏だ。昨年度の結果を踏まえて、2025年度はまず前期超えを目標に掲げている。そして、近い将来には浦和レッズが2023年度、2024年度と連続で到達した売上高100億円の大台を目指したい意向だ。
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