「ヤリス/フィット」新車購入者の決定的な違い 発売から3年が経過して見えてきた購入者像

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性別を見てみると、ヤリスはフィットより女性が多い。一方で年代構成には大きな差はない。

この理由は、併有車(ヤリス/フィット以外に世帯内で保有するクルマ)の有無を確認してみるとわかる。「併有車あり」の割合は、ヤリス51%、フィット39%とヤリスが多かったのだ。

この数値から、「夫婦がそれぞれクルマを保有していて、そのうち取り回しの良いコンパクトカーである」といったスタイルが想像できる。

購入時に比較検討したクルマは何か?

次に購入時の検討状況を明らかにするため、最後まで悩み比較したクルマ「最終比較検討車」をチェックしていく。メーカー別と車種別、それぞれをまとめてみた。

最後まで比較したクルマのメーカーを見てみると、ヤリス・フィットともに、トヨタが1位となっている。ヤリス購入者は、実に7割超が他のトヨタ車と比較している。

フィット購入者が同じホンダ内で比較する人は4割弱にとどまっており、厳しい状況だ。トヨタ車との比較に勝たなければフィットの購入にたどり着かない人が、それだけいるということである。ちなみに日産ノート購入者は、日産内で比較する人が約5割とトヨタを抑え1位となっている。

ノートは2020年12月の発売。現行モデルではe-POWERのみとなった(写真:日産自動車)
ノートは2020年12月の発売。現行モデルではe-POWERのみとなった(写真:日産自動車)

続いて車種別で見てみると、ヤリスでは2位のフィットを除き、トヨタ車が4車種もランクインしており、トヨタのラインナップの多さとその強さが表れている。1位が「アクア」なのは、燃費の良いコンパクトカー同士で比較するためで、まっとうな結果だと言えよう。

フィットの比較検討車の上位にホンダ車が上がっておらず、4位と5位にようやく「フリード」「ヴェゼル」が入ってくる結果となった。

フィットがほしい人からすると、フリード・ヴェゼルともサイズが大きく価格も高いため、なかなか比較しづらそうに思える。そのため上述のメーカー別集計においてもホンダの割合が低いのだろう。

フィット購入者が最後まで比較したクルマの1位はヤリスで、2位アクア、3位ノートと続く。やはり、サイズや価格が近い低燃費のコンパクトカーと比較されるのだ。

次ページ「こだわり度」はともに36%だが
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