スタートアップで働く前に考えたい4つの重要視点 自ら意志を持って動けば「人は変われる」

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僕がインテリジェンスで転職サイトDODA(現doda)を立ち上げたのは、リクルートに対抗するためであった。

当時のリクルートには転職サイトの「リクナビネクスト」と人材紹介の「リクルートエージェント」という2つの事業が存在していたが、リクルートではこの2つの事業が連携していなかった。

DODAは、転職サイトと人材紹介が連携した中間商材として、勝ちを狙ったモデルだった。

そのときの僕は宇野さんのように、また今の僕のように、インフラや日本の再成長といった話はしていなかった。

しかし、40 歳を過ぎてから、日本の社会や構造とその課題を知ったときに、人的インフラがとても大切で、チャンスと可能性しかないのに、あまりに目が向けられていないと感じた。

「知らない悪」に染まって、課題解決に向かえていない自分の人生を恥じたところから、フォースタートアップスは始まっている。

エバンジェリストになろう

世界を見渡せば、起業家が人類にイノベーションを起こし、未来のアップデートも行えるという素晴らしさを見て、「同じ人間が手掛けているのならば、日本人にだって実現できるはずだ」と僕は思った。

スタートアップで働く
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ただ、日本にはそのための情報を持ち、「視座・視野・視点」を変化させられる人がいないから、僕自身がエバンジェリストになろうと決めた。

そして、「あなたは僕よりもすごいのだから、頑張ったら絶対に成功できる。頑張れよ!」と起業を後押ししたり、スタートアップのCxO(Chief x Officer)にアサインメントしたりを続けてきたのが、フォースタートアップスの基礎になっている。

志水 雄一郎 フォースタートアップス 代表取締役社長

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しみず ゆういちろう / Yuichirou Shimizu

慶應義塾大学環境情報学部卒業、インテリジェンス(現パーソルキャリア)にて転職サイト「DODA」(現doda)立ち上げなどを経て、2016年にネットジンザイバンク(現フォースタートアップス)を創業、代表取締役社長に就任。2014-15年「Japan Headhunter Awards」にて「Headhunter of The Year」2年連続受賞、2016年に国内初「殿堂」入りHeadhunter認定。2019年より日本ベンチャーキャピタル協会ベンチャーエコシステム委員会VCナレッジ部会委員、2020年より日本経済連合会スタートアップ委員会企画部会/スタートアップ政策タスクフォース委員に就任。2021年に経済同友会、2022年に関西経済同友会に入会。

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