僕がインテリジェンスで転職サイトDODA(現doda)を立ち上げたのは、リクルートに対抗するためであった。
当時のリクルートには転職サイトの「リクナビネクスト」と人材紹介の「リクルートエージェント」という2つの事業が存在していたが、リクルートではこの2つの事業が連携していなかった。
DODAは、転職サイトと人材紹介が連携した中間商材として、勝ちを狙ったモデルだった。
そのときの僕は宇野さんのように、また今の僕のように、インフラや日本の再成長といった話はしていなかった。
しかし、40 歳を過ぎてから、日本の社会や構造とその課題を知ったときに、人的インフラがとても大切で、チャンスと可能性しかないのに、あまりに目が向けられていないと感じた。
「知らない悪」に染まって、課題解決に向かえていない自分の人生を恥じたところから、フォースタートアップスは始まっている。
エバンジェリストになろう
世界を見渡せば、起業家が人類にイノベーションを起こし、未来のアップデートも行えるという素晴らしさを見て、「同じ人間が手掛けているのならば、日本人にだって実現できるはずだ」と僕は思った。
ただ、日本にはそのための情報を持ち、「視座・視野・視点」を変化させられる人がいないから、僕自身がエバンジェリストになろうと決めた。
そして、「あなたは僕よりもすごいのだから、頑張ったら絶対に成功できる。頑張れよ!」と起業を後押ししたり、スタートアップのCxO(Chief x Officer)にアサインメントしたりを続けてきたのが、フォースタートアップスの基礎になっている。
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