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ライフ #「となりの倹者たち」人生を好転させた節約の流儀

20年で9630万貯金、45歳彼が節約に目覚めた必然 氷河期世代は『カイジ』の世界に自分を重ねた

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  • くらま 倹者の流儀/節約系ユーチューバー
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そんな彼に、約20年間、ブレずに強い気持ちで節約貯金をしてきた秘訣を聞いてみる。

「とにかく会社から逃げたいという非常に強い目的意識があったからこそ、この生活を継続できて自然に節約貯金に成功したっていう感じですね。あとはコスト意識。これはなんとなく手当たり次第に節約をするのではなく、節約した場合の費用対効果をきちんと数値で把握すること、数字に強くなることが大事です」

節約は今を我慢して幸福を先送りにしているのか?

私(くらま)自身も、徹底的な節約生活をしている。こうした生活をしていると周りから「若いときの楽しみは、年を取ってからお金を使う楽しみと違う」「今をもっと楽しんだほうがいい」などの意見をいただくことも多い。絶対仕事辞めるマンさんは、このような考えとどう折り合いをつけているのか聞いてみた。

「そうですよね。今を楽しむのも全然悪くはないとは思うんですよね。今を楽しんだからって、将来もさほど悲惨にならないような気もします。これは最終目的がどこなのかによって、人それぞれが最適化していくものだと思います。私の場合は『とにかく会社から逃げたい』という確固たる目的意識が一番の優先事項でした。特に目的がなければそれなりに使ってもいいように思います」

絶対仕事辞めるマンさんにとって節約は、今を我慢して幸せを先送りにするという感覚では一切なく、むしろ今を生きるために必要なことだったのだという。就職氷河期を経てのブラック企業就職、節約貯金とは、そんな不遇ともいえる状況で自分の身を守るためにたどり着いた1つの答えだった。

「私の思いとしては、お金を貯めることは不幸を避けるためのものなんですよね。決して、幸福になるためのものというわけではありませんでした。だから貯まったお金を使えば自動的に幸せになるかというと、決してそうではないと思います。幸福を求める行為は、それは別途何かで求めていかなきゃいけないと考えています」(構成:横田ちえ)

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