地味な“下積み”が営業を強くする
武政秀明(以下、武政):東洋経済オンライン編集部の武政です。本編は終了したのですが、個人的に「元・営業」としてみなさんにお聞きしたいことがあります。
常見:武政さんは、新卒でカーディーラーに就職したのですよね。カーディーラーで営業をしていたジャーナリストってあまり見たことありません(笑)。
武政:ちょっと特異な経歴だと言われることはありますが、逆に言えば営業としては大成しなかったということです(笑)。そんな私からの質問ですが、みなさんは地味な「下積み」を大事だと思いますか?
富士通 鈴木悠里衣(以下、鈴木):必要だと思います。下積みがあったからこそ、自分は営業としての下地ができ、今日までやってこられたと思っています。会社に入社して初めの頃は、バックヤード的な事務作業が多かったんですね。ただそこで資料ひとつ作るにも、いい体裁と悪い体裁がありますし、日付や資料に折り目があるかないかなど、細かいところにまで手を抜いてはだめだと学びました。


















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