マッチングアプリで「急激にモテる女性」の勘違い 「婚活するほど結婚できなくなる」不条理な理由
婚活に臨むほど、結婚から遠のく
婚活という概念が提唱されてから15年程の時間が経ちました。今やマッチングアプリを利用して理想の異性と出会い、結婚した人たちが全体の3割近くを占めるようになり、もはや「婚活」は日常風景の一部であると思います。
男女それぞれが理想とする家庭像と求める配偶者の条件を描き、さながら就職活動のように出会いと交際の中で互いの条件をすり合わせて、結婚に至る――地縁・血縁・職場縁が後退し、出会いの機会が少なくなった現代で結婚するためには、さながら就職活動のように配偶者探索に望まねばなりません。
2007年に社会学者の山田昌弘先生が、そのような願いを込めて提唱した概念は、皮肉なことに「婚活に望むほど、結婚から遠のいていく」という逆説を生み出したと指摘されています。
なぜ、婚活に臨むほど、結婚から遠のいてしまうのでしょうか?


















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