6日に新潟競馬場で行われるレパードステークス(第11レース、コース:ダート、距離:1800メートル、G3)は、1年で最も予想しにくい重賞の1つだ。
3歳世代限定の定量戦なのだが、芝コースが中心の日本の競馬番組では、夏のこの時期まで、ダートを舞台にした選抜のためのレースがほとんどない。このレースでダートのスターが誕生することはあるのだが、その前まではどのくらい強いのかがわからなかった場合が多い。
今年のメンバーでも、能力比較の手がかりになるようなレース・データが乏しい。
難解なレパードステークスの本命はエクロジャイト
本命にはエクロジャイトを採る。先行力があって、さらに直線でしぶといレースぶりには安定感があり、連軸向きだ。
対抗には、初ダートだがパクスオトマニカを抜擢する。5月に行われた日本ダービーの向こう正面を、地面を耕すようにしてかき込んで走って逃げた姿を動画で見ると、一度ダートを試したい陣営の気持ちがわかる。
3番手は、馬格があって腕力のある川田将雅(ゆうが)騎手を鞍上に迎えたことが魅力のミスティックロア。以下、直線の追い込みが魅力のオメガギネスまでが争覇圏ではないだろうか。
(当記事は「会社四季報オンライン」にも掲載しています)
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