東大生が厳選「勉強の結果が出やすくなる本」3選 勉強の効率は「事前の準備」に大きく左右される

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最後は、『東大生の合格手帳術』です。

「手帳」は勉強の効果を高める最強ツール

この本は、偏差値39から手帳を上手に活用して東大に合格した著者が、どのように手帳を使えば勉強の効率が上がるのかを書いた1冊です。

無理せず自然に成績が上がる勉強のトリセツ 東大生の合格手帳術
『無理せず自然に成績が上がる勉強のトリセツ 東大生の合格手帳術』(日本能率協会マネジメントセンター)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

手帳に自分の勉強スケジュールを書くことで、自分のやるべきことを明確にすることができます。

それと同時に、終わった後に手帳に「今日の勉強はどれくらい進んだのか」を書くことで、自分の勉強の振り返りができて、「明日はこんなふうに改善してみよう」という思考ができるようになるのです。これは大きなメリットです。

この本で僕が面白いと感じたのは、「計画の何割がうまくいっていたら、計画どおりなのか」という話です。

普通、スケジュールを立てて勉強していたら、100%終わらないと「計画どおり」ではないですよね。でも、たいていの場合100%全部終わることって少なくて、80%くらい終わっても「まあ、計画どおりではあるかな」と感じることもあるでしょう。人によっては、50%しか終わっていなくても、「想定内だな、これくらいでもまあいいだろう」と平気な人もいます。

そうなったときに、「何割くらい計画どおりになればいいのか」を考えながら計画を立てるようにするべきだ、とこの本では書かれていました。

「半分くらい終わればいいや」という計画なのか、「9割は達成しないといけない」計画なのかは、場合によって変わります。勉強を始める前に、「今から実践する勉強は何割くらい達成したいと思っているのか」を考えて手帳に計画を書いていくことで、その勉強がうまくいくというわけですね。みなさんぜひ実践してみましょう。

ということで、結果を出すために「勉強する前に読んでおいてほしい本」でした。

時間をかけたら時間をかけた分、結果が出てほしいと感じるのは当たり前のことだと思います。ですので、少しでも結果が出やすくなるよう、ぜひ準備をしてもらえればと思います!

チームドラゴン桜 勉強法研究のスペシャリスト集団

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チームドラゴンザクラ / Team Dragon Zakura

逆転合格した「リアルドラゴン桜」東大生と、「リアルドラゴン桜」を指導した経験のある講師の集団。多くの「逆転合格」をした現役東大生が集う。大手予備校で30年以上指導してきた経験のある講師をはじめ、ベテラン講師も参加している。

全国複数の学校でワークショップや講演会を実施。年間1000人以上の生徒に学習指導しており、多くの「リアルドラゴン桜」を輩出している。

2023年にはMBSテレビ「月曜の蛙、大海を知る。」の企画で、「シングルマザーで子どもを3人育てながらタレント活動をする小倉優子さんが、大学合格を目指す」プロジェクトを総監修。偏差値30台から見事、学習院女子大学補欠合格、白百合女子大学合格を勝ち取った。

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