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就活で企業が見ている「本当の市場価値」の実態 「資格があれば就活で有利になる」のは本当か?

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就活がうまくいかない人や、就職後のミスマッチに悩む人は、「やりたいこと」を「好きなこと」または「得意なこと」だと勘違いしていたり、「好きなこと」と「得意なこと」のバランスが悪い可能性があります。

ただし、「得意なこと」にも注意が必要です。

先天的に備わっている「才能」のおかげで、「得意なこと」はさまざまな仕事に応用でき、時代に左右される心配はありません。しかし、学習によって後天的に身につけた「スキル」や「知識」によって「得意になったこと」は、技術の進歩によって価値が下がるリスクが高くなります。

また、人間は周囲の意見に影響されやすい生き物です。

「△△くんはコミュ力が高いね」「◯◯さんはまじめだね」といった何気ない褒め言葉で、自分でもそのように思い込んでしまうこともあるでしょう。自分が本当に「好きなこと」や「得意なこと」、そして「やりたいこと」は何なのか、じっくり考える時間を持つことが大切になります。

もしかしたら、意外な自分自身に気づけるかもしれません。

「やりたいこと」がある人間は強い

昨今、外資系IT企業などでは積極的なリストラが始まっています。これまでは事業が拡大していたので採用の間口が広かったのですが、景気悪化に伴い、雇用者の人数を調整する必要が出てきたのです。

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当然のことながら、真っ先に切られるのは活躍できていない社員。求められる業務が「できる」状態になっていない人から解雇されていきます。

ただし、能力的に優れていなくても首を切られない人というのが、一定数存在します。それは、「やりたい」という情熱を持った人材です。

私も過去に企業で人事を担当していましたが、人事権を持つ人間が組織に残すのは、「できない」人の中でも「やりたい」という情熱を持って仕事をしている人です。

資格や経験を評価されて入社しても、人員調整の時点ですでに「できない人」と評価されています。こうなると、伸びる余地は「やりたい」の中にしかないと考えるからです。

採用でも人員調整の場面でも、「やりたいこと」がある人間は強いのです。

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