健康保険証の発行は12月終了、受診はどうなる? マイナ保険証へ一本化予定だったが複数の方法が選べる

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(写真:MASANORI SEIYA/PIXTA)

2024年12月に現行の健康保険証の新規発行が終了し、「マイナ保険証」への移行が迫っています。一方で、2024年10月末からは一度登録したマイナ保険証の解除もできるようになります。

医療機関での本人確認の選択肢は、マイナ保険証への統合により本来は一本化されるはずでしたが、実際には複数の方法が共存します。移行期間となる2024年12月から2025年12月にかけては、特に複雑になりそうです。

10月28日からマイナ保険証の登録解除が可能に

健康保険証の利用登録がされたマイナンバーカードは「マイナ保険証」として、医療機関の受診時の本人確認証に利用できます。これまでは一度登録すると取りやめることができませんでしたが、10月28日から、登録の解除が可能になります。

解除の手続きは、加入している健康保険組合や自治体で受け付けます。保険者・自治体により開始時期が異なり、実際に解除の手続きができるようになるのはもう少し先になるところもあるようです。

また、解除の申請方法も、窓口や郵送で申請書を提出するのが基本ですが、一部の地域ではオンラインでの申請を受け付けるようです。

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