とはいえ、水素エネルギーを商用ベースで本格普及させるには、まだ多数のハードルを乗り越えなければならない。
水素の製造、貯蔵、輸送、(車両への)充填の各段階で、技術面やコスト面の難題を抱えているためだ。
水素ステーションの数はまだわずか
業界団体のデータによれば、中国国内の水素ステーションは2022年末時点でわずか358カ所しかない。
広汽集団を含む中国の自動車業界で、大型トラックなど商用車からの普及を目指す考えが主流なのはそのためだ。
しかし現時点の広汽集団の主力は乗用車であり、商用車の生産・販売はごくわずか。そんななか、具体的な水素戦略をどのように進めるのか、真価が問われるのはこれからだ。
(財新記者:戚展寧)
※原文の配信は6月27日
ブックマーク
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
トピックボードAD
有料会員限定記事
自動車最前線の人気記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら