やっぱり「生成AI」という言葉はやめたほうがいい 「対話型AI」は半導体の未来を切り開くのか

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Q:吉崎達彦について教えてください。
A:吉崎達彦(よしざき たつひこ)は、日本の漫画家、イラストレーター、アニメーション作家です。彼は、代表的な作品として「エヴァンゲリオン」のキャラクターデザインや、アニメーション制作会社「GAINAX」の共同創設者の1人として知られています。
吉崎達彦は、1966年に生まれ、東京都出身です。彼は学生時代からアニメーションや漫画に興味を持ち、高校卒業後にアニメーション制作会社に入社しました。その後、自らの創作活動を行うために退社し、漫画家やイラストレーターとしての活動を始めました。

クイズのように使わず、質問を重ね答えを得るのが正解

おいおい、1つくらい正しいことを言ってくれよ、とあきれたものだが、AIというものは、こういうクイズのような使い方をしちゃいかんのである。そんなのはウィキペディアを見れば済む話なのだから。

逆に、役に立ったのはこんな問いである。

「これからがんの手術を受ける友人に接するときに、どんなことに気をつけたらいいか教えてください」

この手の質問に対しては、AIはあらゆる事態を想定して親身なアドバイスをくれる。こちらの事情を説明すると、さらに精度の高い答えが返ってくる。ときにはAIを褒めたり、持ち上げたりすることも有効である。AIの側も、一度学習した答えは次からすぐに使えるから、会話と共に人とAIは賢くなっていくはずである。

質問をして、答えを得る。その答えに飽き足らず、さらに問いを重ねる。これはギリシャ時代以来の哲学の営みそのものではないか。

だったらいっそのこと、「ソクラテスAI」なんていう呼び方もアリかもしれない。AIと対話を続けているうちに、お互いが「なーんだ、お前も本当はよくわかってないんじゃないか」という「無知の知」を発見する。これぞ真にジェネレイティブな関係というものではないだろうか。

さて、昨年秋にChatGPTが公開されてから、AIがなければ夜も日も開けぬ昨今だが、そんな中で脚光を浴びているのがアメリカの半導体大手企業であるエヌビディアである。

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