多くの作家たちも、同じような議論を展開しているけれど、そこには欠陥がある。
思い出してほしい。
「心からの忠実なファン」は、君が世に出すもの、すべてを買ってくれるんだ。
もし彼らが、君の作品に10ドル以上出すことを拒むようなら、それは君がまだ、忠実なファンを発掘していないだけなんだ。
ティム・フェリスの価格戦略
2015年、ウータン・クランは、世界にたった1枚しかないオリジナルのアルバムを、オークションに出した。
モロッコ系イギリス人アーティスト、Yahyaによる、銀と銅で作られた特製ボックスに収められたそのアルバムは、ある男性に200万ドルで落札された。
10ドルと200万ドルの間には、数えきれないほどの選択肢が横たわっているはずだ。
僕は、自分の提供するものを両極端に位置付けている。僕の手がけているものの99%は、無料もしくはタダに近い価格で全世界に発信している。
高価なものを売ることはめったにないけれど、そのときにはおそらく「同業者」の10〜100倍の値をつけている。
これを始めて、僕は何ものにもしばられない創造の自由、そして経済的自由を手にすることができた。
収入の額にとらわれて、芸術の真髄を犠牲にする必要はない。君がすべきは、素晴らしい経験を生み出し、そこに十分な値段をつけること、それだけだ。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら