「上司を不快にさせる人」が平気で使うヤバい一言 「ちょっと」や「なるはや」には注意が必要だ
②あなたの残業
他に急ぎの仕事があるのに、上司の依頼だからと、ついつい無理してしまう。残業して、次の日に朝一番で提出したら、「1週間後でよかったのに」と言われて、がっかりしたことはありませんか? 締め切りを数字で確認するだけで、あなたの残業が減らせるのです。
③時間のムダ遣い
「ちょっといい?」と別室に呼ばれたものの、世間話ばかりで本題に入らなかったり、「そういえば」「そうそう」と話がそれて、だらだらと時間が流れていく。打ち合わせも何分と決めておくことで必要なポイントに集中できるのです。このように、「いつ」を数字で話すと、仕事の成果が上がります。
「いくら」を数字で話すコツ
「いくら」かを数字で明確に話せば、収入がアップします。お客様は、「いくら」かわからないと、買えません。
逆に「いくら」かはっきりしていると、相手は安心して買うことができます。あなたも、高く評価してくれる相手に売ることができ、収入も上がっていきます。
お客様との大事な商談を明日に控えたあなた。
しかし突然、パソコンの電源が入らなくなりました。自分ではどうにもならない。そこで2つの修理業者を見つけて、電話しました。
値段以外の条件は同じ。どちらを選びますか?
A「ケースバイケースです」
B「5万円です」
あなたが急いでいるなら、Bでしょう。「少し高いかな」と思っても、値段がはっきりしていたら安心して頼めます。本当はAの方が安いかもしれませんが、値段の交渉をしている時間はありません。
数字は「共通言語」だと話してきました。
逆に言えば、数字がなければ、相手との共通点が得られないのです。
なぜ、当たり前の「いくら」が、当たり前に話せないのでしょう? 周りに「いくら」があふれ、自分で「いくら」を決めることがないからです。
お店に行っても、ネットショッピングでも、価格はすでに決められています。会社で商品を売っている場合でも、価格を決めるのは上司や別の部署だったり。数量も、言われた通りなら、自分で数字を話さなくても、なんとかなります。
「いくら」を考えなくていいのは、正直ラクです。決められた価格で、今まで通りの数量をこなせばいいからです。
でも、ビジネスにおいて、これはかなり危険です。新しいことに対応できず、チャンスを逃します。そして、相手が都合よく価格・数量を決めます。損するのは、誰でもないあなたです。
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