あの「京都人」が、ここまでパンを愛する理由 消費量は日本1位!古都は和に飽きている?
2つ目は『新しもの好き説』。現代の日本の中心、東京は流行の最先端。つまり新しいものを敏感に察知し時代をリードしているように、ずっと都だった京都も、新しいものに敏感なのでは?
ということで調べると、こっちの狙い通りのデータが。矢継ぎ早に羅列すると、Twitterのユーザー数ランキングは、東京に次ぐ2位。Facebookのユーザーも同じ。日本マクドナルドの関西進出第1号は、京都藤井大丸店。日本で初めてセーラー服を導入したのも平安高等女学校(現・平安女学院中学校・高等学校)。路面電車も京都が初だ。
まだまだある、京都の日本初
ほかにも数々の京都の日本初。
日本初のスクリーン映画上映。日本初のコンピュータ専門学校。日本初のインターネット通信制高校。などなど、京都は初物づくしである。
京都に詳しい専門家に話を聞くと、明治時代、神戸に西洋人が移り住むようになった事でパン屋さんが急増。新しもの好きの京都人は神戸でパン作りを学び、京都に持ち帰って市内にたくさん店を開店したという。つまり昔から京都人は新しもの好きだった。
ダメ押しの理由が京都は商人・職人の街。手軽に食べられるパンが職人たちの間で大人気になったこともあるだろう。独自の進化を遂げた京都のパン文化は、もはや日本の食文化ともいえる領域まで達しているのかもしれない。
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