世界が認める「飛騨高山バーガー」とは何者か 外国人観光客が殺到する異色グルメスポット

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 世の中にあふれるさまざまな統計やデータ。これを基にしていろいろなランキングが作られるワケだが、中にはなぜそうなるのかの理由が、すぐにはわからないような“世にも不思議なランキング”がある。
TBSテレビ『世にも不思議なランキング なんで?なんで?なんで?』(初回は4月20日よる7時スタート)は、そんなランキングデータの謎を解き明かす新番組だ。「なんで△△が○位にランクインしているのか?」。その裏側を探ると、驚きの事実が次々に明らかになってくる。取材班が直面した不思議なランキングの一端を紹介しよう。
飛騨高山の小京都を走る人力車(写真:ビアン/PIXTA)

「飛騨高山」(岐阜県高山市)と聞けば、どんな場所を思い描くだろうか? そう。「飛騨の小京都」と呼ばれ、まるでタイムスリップしたかのような江戸時代の城下町・商家町など、風光明媚な街並みではないだろうか。

そんな飛騨高山はもちろん外国人観光客が訪れる日本の人気スポットのひとつ。しかし、今、意外な観点で外国人に注目されている。

世界最大の旅行口コミサイト、トリップアドバイザーが公表している「外国人に人気の日本のレストラン」。日本を旅した外国人が自分の足で選んだベストなお店のトップ3を挙げてみよう。

1位 松阪牛焼き肉 M 法善寺横丁店
2位 Center 4 Hamburgers(センターフォーハンバーガーズ)
3位 築地 寿司大

 

1位は大阪の松坂牛を扱っているお店、3位は築地の寿司店。そういった並居る日本ならではの人気店の中で、違和感輝く2位が、なんと飛騨高山にあるグルメスポットなのだ。リピーター続出、さらにそのグルメを食べるため、わざわざ訪れる外国人観光客もいるほどだとか。しかも、日本に旅行に来た外国人が、和食ではなくハンバーガーを高評価する。飛騨高山というまるでハンバーガーとは結びつかないイメージのある場所に、外国人観光客が殺到するのはなぜ?

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