世界が認める「飛騨高山バーガー」とは何者か 外国人観光客が殺到する異色グルメスポット
TBSテレビ『世にも不思議なランキング なんで?なんで?なんで?』取材班は、飛騨高山にあるセンターフォーハンバーガーズ(CENTER4 HAMBURGERS)を訪れ、なぜそんなに外国人に“刺さっているのか”の謎を徹底的に調査した。
日本古来の長屋が続く街並み。よ~く気にして歩かないと見逃しそうな(外国人なら何度か見逃して通り過ぎたに違いない)看板に「CENTER 4」の文字が。昔ながらの建築様式「うなぎの寝床」の特徴である長い廊下を抜けるとセンターフォーハンバーガーズのお店がある。
古民家風の建物に西洋のインテリアが妙にマッチした店内は、隠れ家的な雰囲気も相まって、外国人が好きなそうな場所ということがわかる。
前述したように、高山は外国人にとって人気のロケーション。さらにヨーロッパの旅行会社が考案したルートが、高山を人気スポットに押し上げた。その名も「サムライルート」。名古屋に始まり、高山、そして金沢へ抜けるルートで、都会の喧騒に疲れた外国人が高山を訪れ、身も心もリフレッシュするのだ。ちなみに、三重県の伊勢から、高山を通り輪島へ抜けるコースは「昇竜道」と呼ばれる。
黄金比率の極上バーガー
店主に話を聞くと、人気の秘密が明らかに。そのカギは「肉」。日本一のブランド和牛としての地位を築いた「飛騨牛」を100%使用している。その肉は、きめ細やかでやわらかく、網目のような霜降りと豊潤な味わいが特長だ。さらにその中でも、希少部位だけを使ったこのハンバーガーは極上中の極上と言っても過言ではない。
口コミサイトでも「生きてきた中でいちばんのハンバーガー」「このハンバーガーで泣け!」とハンバーガー上級者の外国人が大絶賛。さらに驚きのこだわりは、バンズ内の肉の位置にあった。
一般的なバーガーショップは肉がいちばん下にあるのに比べ、センターフォーではなんと最上部に。そう、これこそがおいしさを倍増させる、魔法の黄金レシピなのだという。
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