
猿田彦珈琲のモーニングは、パンとコーヒーのシンプルなセットです(筆者撮影)
喫茶店やレストランが、朝の時間帯にドリンクやトーストなどのメニューを割安価格で提供するモーニングサービス。名古屋の喫茶店が始めた文化とされていますが、最近では大手外食チェーンも数多く提供しています。
そんなチェーン店の外食モーニングをこよなく愛するブロガー、大木奈ハル子さんがお届けする本連載。第26回となる今回、訪れたのは「猿田彦珈琲」です。
さまざまな外食チェーンで販売している朝限定メニュー。
ファミレスにカフェ、ハンバーガーショップや牛丼チェーンなどはもちろんのこと、最近では焼肉店やラーメン店で独自のモーニングサービスを展開しているお店もあります。
今回は2011年に創業した、日本発のサードウェーブコーヒーの旗手「猿田彦珈琲」のモーニングをご紹介します。
チェーン店の朝限定メニューを食べ歩く当連載、ついつい食事内容にスポットがあたりがちですが、今回の主役はあくまでコーヒーです。
猿田彦珈琲のイメージとは?

テレビCMやコンビニで猿田彦珈琲の名前を見聞きしたことがある人も多いのでは?(筆者撮影)
「猿田彦珈琲」は東京都内を中心に、国内に17店舗を展開するスペシャルティコーヒーのチェーン店です。自家焙煎したコーヒー豆を、注文後に1杯ずつ淹れるハンドドリップコーヒーが好評を博しています。
店舗数は決して多くはありませんが、日本コカ・コーラ社の缶コーヒー「ジョージア」の監修や、ローソンとのコラボアイテムの発売などもあり、店に行ったことはなくても名前は聞いたことがあるという人は多いのではないでしょうか。
筆者もそのクチで、「猿田彦珈琲」を利用したことはないものの、有名企業とのコラボレーション、日本神話をモチーフにした印象的な店名、元俳優のハンサムなオーナーという情報はおぼろげながらも知っていて、詳しくはないけれど「イケてるお店なんだろうなぁ」という印象を持っていました。
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