One Driveのスマホ用アプリは端末で撮影した写真を、自動的にクラウド上のストレージと同期する。その効果の範囲は、もちろん高画質カメラでもあるCM1だからといって変わるものではない。撮影した写真はOneDriveと同期され、パソコンやタブレット、Officeアプリなどから簡単に利用可能になる。
Officeユーザーでなくても同じことだ。Googleのユーザーならば、Google DriveにAndroid端末で撮影した写真をバックアップすることが可能だ。無料の容量では不足するだろうが、いつでも購入出来る。
個人的に気に入っているのが、Wi-Fi内蔵メモリカードブランドの「Eye-Fi」が運営するEye-Fi Cloudだ。Eye-Fiの提供するアプリをインストールしておけば、容量無制限で撮影した写真がクラウド上に保存されていく。特にAndroid版ならば使用者が意識しない間にクラウドに上がっている。Wi-Fiに接続できている時に同期を限定することも可能だ。
クラウド中心の写真データ管理が可能に
カメラとスマートフォンが一緒になっているのだから、ツイッターやFacebookなどのSNSに簡単に投稿したり、メールで友だちに送ることができるのは当然だが、このようにクラウド中心の写真データ管理を、利用が意識することなくバックグラウンドで行える点も、大きな長所になっている。
もっとも、CM1を日常的に携帯するようになってから生活スタイルが大きく変わったことは、”無駄”な写真を多く撮影するようになったことだ。無駄といっても、結果的にダメな写真という意味ではない。
スマートフォンを持っていると日常的な、なんでもないシーンでも、手元にある端末で”撮り留める”感覚で撮影する。撮影しようと気合いを入れて三脚とともにカメラを持ちだすわけではなく、カメラを持ちだしたと意識しないシーンで撮影する。
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