人間は、弱いところを補って強いところを引き出し合うというはさみとの関係から、道具をもっと高機能にしようと機械の自律化を目指してきた。すると「何かをするロボット」と「何かをしてもらう人」という関係で、お互いの役割の間に距離が生まれてしまった。そうなると共感性が失われ、相手に対して要求水準をどんどん高めてしまう。
何を間違ったかと言うと、前述の身体は自己完結しているという錯覚だ。ロボットを作るうえでも自己完結したものを求めると、本来人間の持つ不完全性とのギャップが生まれてしまう。
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