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「不確実な時代」に、何を選択して生きるべきか 「ミッション・ドリブン」なら迷うことはない

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  • 松岡 陽子 パナソニック ホールディングス執行役員、Yohana(ヨハナ)CEO
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激しく言い合う声です。学生っぽさを失わない近しい関係だけに、端から見ると大げんかしているような口調でアイデアや考え方をぶつけ合うのはしょっちゅう。それによってお互いの考えを高めて物事を決めていると知ったのはあとのことです。

私へのオファーは、「グーグルXの共同創業者になってほしい」というものでした。グーグルXとは、グーグルの未来をつくるための新しい社内ベンチャーのような部署兼研究所です。

グーグルXの中で、私はファシリテーターという役割を担いました。ラリーのアイデアを聞きながら、自分たちのアイデアも出し、その中でいいものがあればすぐに、専門分野の誰が必要か、どこの大学にいい研究者がいるか、どう実現するかを相談し、プロジェクトを進行していくのです。

1つひとつのプロジェクト立ち上げは、まるで起業するような忙しさでした。しかもたくさんの異なるプロジェクトを並べて、猛スピードで同時進行させていきます。

グーグルXは、いわばラリー・ペイジの実験室であり、まさしく未来をつくろうとするものでした。セルゲイとラリーは2人とも私と同じくミッション・ドリブンであり、心から世界を変えたいと願っています。彼らのもとに集まるのは、才能に溢れた人たちばかりでしたし、潤沢な資金で最先端のことができるのですから、最高の職場だったと思います。

ミッションが見つかれば、選択はたやすい

グーグルXを去った後も、私はミッションにもとづいてさまざまな選択をしてきました。

人生は選択肢に溢れています。突然やってくるものもあれば、自分でつくっていくものもあります。ミッションがあれば、それが軸となり、迷いは大幅に軽減されます。

さらに言えば、ミッションがあれば、迷いがなくなり、心の余裕ができるメリットもあります。

自分は何のために生きているのだろう? 今自分は何をしているんだろう? こんな考えは誰にでもあると思います。ミッションが見つかっていれば、こうした迷いはなくなります。今生きているのはミッションを達成するため。何をしているのか、それはミッションを進めるため。この安定感があれば、忙しくても心の余裕が生まれるのです。

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