芸能人に見慣れていた彼女が最後に決めた「相手」 「最初は全然ピンと来なかった」男性と結婚

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お見合いで、「プロフィール写真よりも老けていた」という理由で不愉快になってしまう女性もいます。お相手が「テニスが趣味なんですね」と聞いたら、「それ、プロフィールに書いてあるじゃないですか。どうして聞くんですか」とケンカ腰。あげく「60分経ったから、もう帰っていいですか」と一方的に切り上げる。

カウンセリングで、「お見合いどうでしたか」と聞くと「顔が好みじゃなかった」と外見の文句から始まり、最終的には「たいして稼いでないくせに」と言います。女性本人は年収300万円、お相手は600万円でも。男性に聞くと「『私は仕事を頑張ってる、私の仕事は大変なんだ』という話ばかり」とうんざり顔。

断られるのは悪いことではない

婚活していると、毎日のように断られ、「なんであの人から断られなきゃいけないの」「この人に断られるよりは、先に断ってやろう」と感情が荒れてしまうことは事実です。

しかし、断られるのは誰が悪いわけではなく、単に「ご縁がなかった」だけ。感情は無用。余計な感情によって正しい婚活から脱線してしまう弊害のほうが大きい。ですから「『縁がなければ次』と切り替えましょう」と言っていますが、なかなかできません。

ちなみに男性も世代を問わず最初は必ずといっていいほど顔で選びます。でも、すぐにあきらめますね。とびっきりの美人ばかりお見合いを申し込んで断られてすぐに気が付く。

女性のほうが外見に対してはなかなか譲らない。はるかさんのように1つずつ、1つずつ理解して受け止められなければ、結婚は遠のいていくでしょう。

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植草 美幸 恋愛・婚活アドバイザー、結婚相談所マリーミー代表

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うえくさ みゆき / Miyuki Uekusa

1995年にアパレル業界に特化した人材派遣会社エムエスピーを設立。そこで培ったマッチング能力・人材発掘力を生かし、2009年に結婚相談所マリーミーを設立。結婚相談業のほか、セミナーの開催、テレビやラジオへの出演など、アラサー・アラフォー男女を「幸せな結婚」に導くために幅広く活動中。『ワガママな女におなりなさい 「婚活の壁」に効く秘密のアドバイス』(講談社)、『「良縁をつかむ人」だけが大切にしていること』(諏内えみさんとの共著、青春出版社)、『結婚の技術 (中央公論新社)、『モテ理論』(PHP文庫)など。

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