芸能人に見慣れていた彼女が最後に決めた「相手」 「最初は全然ピンと来なかった」男性と結婚

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相手の外見へのこだわりをなかなか捨てることができなかった女性が、ある日気づいたこととは(写真:buritora/PIXTA)
【2023年4月4日9時8分追記:初出時から一部表現を修正しました】
結婚相談所の経営者として婚活現場の第一線に立つ筆者が、急激に変わっている日本の婚活事情について解説する本連載。今回は、お相手に対する外見へのこだわりをなかなか捨てられなかった40歳目前の女性が、いかにして結婚できたのか、その決め手となったできごとについてご紹介します。

結婚の第一条件は「千歳烏山」に住むこと

40歳目前の女性・はるかさん(仮名)。職業はテレビ局に出入りするタレントのマネージャーさんです。結婚の第一条件は「千歳烏山に住むこと」。千歳烏山は世田谷区の比較的庶民的な住宅街です。絶対にそこに住みたい、「千歳烏山婚活」です。

なぜ千歳烏山にこだわるのか。はるかさんは関西で生まれ育ち、大学を出て上京。初めに住んだところは家賃7万円。外食も多くタクシーを利用しないと帰れないこともあったので、お給料だけでは足りずキャッシングも利用して生活していたそうです。

その借金が膨れ上がり、親友とルームシェアすることにしました。そこが千歳烏山。借金は2年ほどで完済し、やがて一人暮らしを始めました。苦しい借金地獄から逃れ、親友と楽しく暮らした千歳烏山は、苦しくもあり楽しくもあり思い出深く離れがたい場所なのです。

その条件は譲れないと言うので、「千歳烏山に住みたい」ということは、1回目のお見合いで相手にハッキリ伝えることにしました。ある程度進んでから言い出して、そのことが原因で破談になっては時間の無駄になるからです。

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