5000万円超!?大谷翔平搭乗の飛行機「値段と内装」 ボンバルディア「グローバル7500」同型機の内部

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大谷翔平選手が日本帰国時に乗っていたビジネスジェットが話題になりました(写真:AFP=時事)  
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WBC(ワールドベースボールクラシック)が3月8日に開幕した。WBCに出場する大谷翔平選手は、所属するロサンゼルス・エンゼルスのキャンプ地であるアリゾナ州のフェニックスからビジネスジェット(プライベートジェット)で羽田空港に帰国した。大谷選手が乗っていたビジネスジェットとはいったいどんなものなのか? 航空・旅行アナリストの鳥海高太朗さんが解説する。

日本~アメリカもノンストップで飛べる

今回、日本までの約12時間のフライトで使用したのは、ビスタジェットが運航するボンバルディア社の「グローバル7500」という機種である。大谷選手のインスタグラムでも写真が掲載されたことでも話題となり、羽田空港到着前には飛行機追跡サイト「フライトレーダー24」でも多くの人がリアルタイムでチェックしていた。

インスタグラムに搭乗する飛行機の写真を投稿していた(写真:大谷翔平選手のインスタグラム

まず、大谷選手が利用したビジネスジェット「グローバル7500」とはどんな飛行機なのかというと、航続距離は1万4620キロで、東京からニューヨークまででもノンストップで飛べる。最大で19人乗ることができるが、ベッドのスペースなどを考えると7人程度までの利用がベストの飛行機である。パイロット2名と客室乗務員1名が基本的には乗務する。

機内の様子は、運航する会社や持ち主のオーナーによっても変わるが、ビジネスジェットを手配する「ANAビジネスジェット」社は、2021年4月に報道機関向けに「グローバル7500」の内覧会を実施し、筆者も実際に機内に入らせてもらった。

大谷選手はビジネスジェット「グローバル7500」に搭乗した。写真は同型機(写真:ボンバルディア社提供)

大谷選手が搭乗したビジネスジェットと内装は異なるが、取材した同型機では、機体前方に横幅がゆったりとしたシートがあり、向きあわせになっており、大きなテーブルを出すことでパソコンで仕事をしたり、食事を楽しんだりすることができる。

ANAビジネスジェット社取材会での「グローバル7500」の内装(筆者撮影)
次ページ機内はまさに高級ホテル。ベッド、ソファ、Wi-Fiも使える
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