南海ラピート、「超奇抜」デザインが放つ存在感 レトロフューチャーな「顔」の裏には何がある?

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南海電鉄ラピート
南海電気鉄道の空港特急50000系「ラピート」(記者撮影)
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関西国際空港に降り立った外国人観光客が大阪市内へのアクセスに南海電車を選んだならば、長時間のフライトの疲れも吹っ飛ぶに違いない。

関空と大阪ミナミの中心、なんばを直結する南海電気鉄道の空港特急「ラピート」。独創的なデザインはそれほど強烈なインパクトを放っている。日本に到着したばかりの外国人観光客も、海外へ出かける日本人旅行者も、これからはじまる旅への期待が高まりそうだ。

関空開港と同時にデビュー

ラピートの名称はドイツ語の「速い」に由来する。1994年9月4日、関空の開港と同時に営業運転を開始した。

南海電鉄の社内報『南海人』1994年10月号によると、なんば駅9番のりばで開催した出発式で当時の川勝泰司社長は「関西空港は世界都市大阪の幕開けを告げるものであり、当社にとって誠に意義深い。鉄道アクセスを担うことにより、地域発展に貢献していきたい」とあいさつした。

その後、ラピートの一番列車は定刻7時に出発、「途中通過の各駅や沿線には、一番列車を一目見ようと、多くの人たちが詰めかけ、歓喜と羨望のまなざしを注いでいた」。その後、関西空港駅の改札内コンコースでは、南海電鉄と同駅に乗り入れるJR西日本の役員が「がっちりと固い握手」を交わし、花束を贈呈し合うなど祝賀ムードにつつまれたという。

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