「働きがいランキング」躍進した3社はここが凄い 「BCG、SAPジャパン、野村不動産」それぞれの強み

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評価は非常にフラットである。若くても成長が見込めれば次々チャンスがあるし、日本のSlerに比べて若手を守ろうとするマネージメントがなされている(コンサルタント、男性)
営業は基本的に個人KPIドリブンです。人事評価に関しては、自分のパフォーマンスに応じて評価体制やインセンティブが支払わせるのでボーナス指標は非常にクリアです(営業、女性)
待遇も含めて、どのポジションに行けばどのくらいの待遇が得られるか、までもオープンにされており、必要なスキルなども社内トレーニングで得られることが多いかと思います(営業、男性)
非常に働き甲斐があります。頑張った分だけきちんと評価してもらえると感じています。上司と最低でも四半期に一度、多い人だと毎月SAP Talkという一対一のミーティングをします(バックオフィス、女性)

キーワードとしては「フラット」「クリア」「オープン」が挙げられます。

個人単位でのパフォーマンスに対する評価が明瞭、かつ組織全体としてもポジションごとの待遇がオープンで、上司とのコミュニケーションの機会もあることにより、適切な評価が行えていることが見受けられました。

また、個人のスキルアップのための研修やサポート体制に関しても、ポジティブなコメントが多く見られました。オープンかつ明確な指標による人事評価だけでなく、個人の成長を支える研修やサポート体制の手厚さもまた、働きがいにつながっているようです。

13位の野村不動産は「風通しの良さ」が大きく改善

最後に、野村不動産を見てみましょう。

「住宅」「オフィス」「商業施設・ホテル」「物流施設」の事業フィールドで、国内だけでなくアジアを中心としてグローバルに不動産ビジネスを展開している企業です。同社も昨年はランクインしていなかったので、今年大きく伸長した企業のひとつです。

同社のチャートはこちらです。

(画像提供:OpenWork)

OpenWorkの企業ページ内にある「データの推移を見る」という項目では、その企業の総合評価と8つの指標の推移を、年単位で見ることができます。それを見ると、同社のスコアで特にこの1年で伸長した指標の1つに「風通しの良さ」がありました。

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