映画「アバター」に込められたディズニーの期待 2023年には「100周年」、話題作も続々登場する
――2023年の展望はいかがでしょうか?
今年のディズニーは大作が目白押しです。まず、2月17日(金)から、『アントマン&ワスプ:クアントマニア』が公開となります。マーベル作品がブランドとしても、作品としても、日本でも育ってきたという実感があります。
マーベルは年間2~3本程度作品があり、5月3日(水・祝)には『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』の公開が予定されているので、期待しております。
それから初夏には『リトル・マーメイド』の実写版、6月30日(金)からは『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』が公開され、80歳のハリソン・フォードの活躍は個人的にも楽しみです。
そして夏にはディズニー&ピクサー最新作で、火・水・土・風のエレメントたちが暮らす世界を描いた『マイ・エレメント』、パークのアトラクションを実写化した『ホーンテッドマンション』。さらに今年は、ウォルト・ディズニー・カンパニーが創立100周年です。その記念作品となる『ウィッシュ』が冬に公開されます。まさに盛りだくさんの2023年になります。
アバター最新作は世界興収20億ドル超え
――昨年末には『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が公開され、全世界興収20億ドル突破の大ヒット、全世界歴代興収でもベスト4入りを果たしました。そして日本でも40億円超えのヒットを記録し、現在も上映は続いています。この作品をご覧になったときはいかがでしたか?
ジム(ジェームズ・キャメロン)のことはもちろん信じていましたが、それでも初めて観たときは想像をはるかに超えてきたな、というのが正直な感想ですね。
この3Dや没入感など、壮大で特別な体験はやはり映画館で観るにふさわしい作品だと思いますし、ある種の時代を変える作品だと思うので。1人でも多くの方に映画館で観ていただきたいですし、日本に勇気を与えるものになるのではないかなと思っております。
全世界興収ナンバーワン作品となる『アバター』の続編ということで、プレッシャーはとてもありましたが、こうした作品に関わることができて、スタッフ一同、とてもしあわせに思っています。
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