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トヨタ「カムロード」のキャンピングカー人気の訳 1000万円超の国産キャブコンが売れる理由とは

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パピー480の室内(筆者撮影)
パピーフルハウスの室内(筆者撮影)

「一軒家の駐車場などでは、全幅が2mを超えるクルマは停められないか、停められても狭くて車内から外に出づらいことも多く、それをなんとかしたくて開発した」という竹内代表。しかも1740mmという全幅は「(キャンピングカーのベース車として使われることも多い)ハイエースのワイドボディ車がノーマルで全幅1880mmなので、それより細い」という。とくに「大柄なキャンピングカーは運転などが怖い」というユーザーに好評で、多くが乗ってみると「普通のクルマのようだね」とその扱いやすさを絶賛。また、身構えなく乗れることで「長距離の運転でも疲れづらい」のだという。

パピー・シリーズの価格

パピー・シリーズは、価格面でも、ほかのモデルよりリーズナブルにできることも特徴だ。エンジン停止中でも室内を暖められるFFヒーターや、家庭用エアコン、65Lの冷蔵庫など、充実した標準装備に加え、各種オプションがついた展示車の価格(税込み)は、パピー480が847万8800円、パピーフルハウスが829万4000円。どちらも1000万円を切る価格で購入することが可能だ。

この点について、竹内代表は「標準トレッド仕様を採用したことで、ワイドトレッド仕様より、ベース車両の価格が100万円近く安くなる」と話し、低価格化を実現しているという。しかも標準トレッド仕様は、オプションで足まわりにスタビライザーをつけられるため、走行安定性も高いそうだ。安くて、運転や駐車が楽なことが、同社パピー・シリーズ一番の魅力なのだ。

今後もカムロード人気は続く予感

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同展示会では、ほかにもカムロードをベースにしたキャブコンが展示され、その人気の高さを実感した。しかも、そのほとんどがキャンパー厚木のパピー・シリーズを除き、1000万円を超えるモデルばかり。かなり高価であるにもかかわらず、多くのユーザーから支持を受けている背景には、やはり、その豪華さやくつろげる室内など、多くの愛好家が憧れる「最高峰キャンピングカー」としての要素がそろっているからだろう。

キャンピングカーには、バスをベースにした2000万円を超えるものもある。さらに全長10m近い大型の輸入車のなかには、5000万円や6000万円といった都会で家やマンションが買える価格の高級モデルも存在する。カムロード・ベースのキャブコンは、それらと比べれば、「少し頑張れば手が届く」価格と、いわゆるキャンピングカーらしいスタイルを持つことが、多くの支持を得ている理由ではないだろうか。キャンピングカー人気が続くなか、今後もこれらカムロード・ベースのキャブコンが、根強いファンやユーザーを持ち続けることは間違いないだろう。

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