日本人が苦手「絵を描く」のが親子で上達する秘訣 世界で話題!「キスラー式」で"コアラ"を描こう

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最後は、「フサフサの毛」を描きます。難しそうに感じますが、じつはとても簡単に描けます。

【3】フサフサの毛も「丸っこい線」で簡単に描ける

コアラの頭、耳、あごの部分がつながるように「円」の線に沿って短い線を細かく描いていきます

このとき、短い線を「直線」にしてしまうと、コアラの毛が硬くトゲトゲした感じになってしまうので、少し丸みがある「丸っこい線」で描くようにしましょう。肩部分も同じように、輪郭に沿って「丸っこい線」で描きます。

コアラの頭とあごを、耳とつなげて「丸っこい線」で描いたので、顔の横に当たる部分の線は消してしまいましょう。

ここまでの状態でもかわいいコアラになりますが、両耳の「耳輪」「耳甲介」の内側や、あごの下に「陰影」をつけると、さらに立体感が出ます

コアラの毛は直線にするとトゲトゲしくなるので「丸っこい線」を使うといい。「陰影」をつけることで、さらにフサフサ感が生きてくる(出所:『たった30日で「プロ級の絵」が楽しみながら描けるようになる本』)

親子で一緒に「絵を描くこと」が好きになる

「動物を描くなんて難しい」と思われがちですが、「基本図形」から変形させていけば、かわいいコアラも簡単に描くことができるのです。

驚くほど簡単なので、親子でも一緒に描けます

永遠に下手な『絵が全然、描けない人』3大共通NG」でも紹介した「オーバーラップ」を使ってたくさんコアラを描いていけば、コアラの群れを描くこともできます。また、鼻や耳の大きさを変えてアレンジしてみてもいいでしょう。

ちょっと絵が描ければ、仕事でも日常でも、何かと便利なものです。またちょっと学ぶだけで、「絵は誰でも簡単に描ける」ようになります

ぜひ、試しに「コアラ」を描いてみて、親子で一緒に「絵を描くこと」を好きになり、「絵が描ける人」になってほしいと思います。

マーク・キスラー 画家、アーティスト、絵画講師

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Mark Kistler

画家、アーティスト。世界で最も人気のある著名な絵画講師のひとり。アメリカの大人気番組『マーク・キスラーのイマジネーション・ステーション』の司会を長年務め、優れたテレビ番組、テレビ業界の功績に与えられる、最も権威ある文化賞のひとつ「エミー賞」を受賞。15歳のときに、ナポレオン・ヒルの『思考は現実化する』に触発され、「子どもたちに絵を教えること」をライフワークとしてスタート。現在も毎年、全米各地の学校を訪れ、数万人の大人や子どもに向けて「3Dの絵を描く」教室や、家族向けワークショップを開催している。著作は、ドイツ、ロシア、中国、韓国、ポーランド、ウクライナなど世界中で翻訳され、累計100万部を超える。

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