次に、コアラの「耳」をよく観察してみましょう。
コアラの「耳」をよく見ると、耳に「縁」や「くぼみ」「ふくらみ」があります。
ここで、自分の耳をさわってみましょう。同じような「縁」や「くぼみ」や「ふくらみ」がありませんか。人間もコアラに近い「耳の構造」をしています。
じつは「耳の構造」は、みんなほぼ同じ
じつは、すべての陸生哺乳類は、同じような「耳の構造」をしています。
耳の「縁」のような部分は「耳輪(じりん)」、「くぼみ」のようなところは「耳甲介(じこうかい)」、「ふくらみ」のところは「耳珠(じじゅ)」といいます。
コアラの耳にも、人間の耳と同じように「耳輪」「耳甲介」「耳珠」があるのです。この3つを、左右の耳の「円」の中に描いていきましょう。
「耳輪」は、「縁」のように円の上半分に、円の丸みに合わせて曲線を描きます。
「耳甲介」は「耳輪」のカーブの3分の1あたりから、外側の円の丸みに合わせて下に曲線を描いていきます。
「耳甲介」の線が円の一番下にきたら、丸く「耳珠」のふくらみを描きます。
陸生哺乳類は似たような構造をしていますので、ほかの動物を描くときもぜひ参考にしてください。
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