日本人が苦手「絵を描く」のが親子で上達する秘訣 世界で話題!「キスラー式」で"コアラ"を描こう

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次に、コアラの「耳」をよく観察してみましょう。

【2】コアラの「耳」がリアルに描けるコツ

コアラの「耳」をよく見ると、耳に「縁」「くぼみ」「ふくらみ」があります。

ここで、自分の耳をさわってみましょう。同じような「縁」や「くぼみ」や「ふくらみ」がありませんか。人間もコアラに近い「耳の構造」をしています。

じつは「耳の構造」は、みんなほぼ同じ

じつは、すべての陸生哺乳類は、同じような「耳の構造」をしています。

耳の「縁」のような部分は「耳輪(じりん)」、「くぼみ」のようなところは「耳甲介(じこうかい)」、「ふくらみ」のところは「耳珠(じじゅ)」といいます。

左から、耳の「縁」のような部分が「耳輪」、「くぼみ」のようなところが「耳甲介」、「ふくらみ」のところが「耳珠」。人間の耳の構造と似ている(出所:『たった30日で「プロ級の絵」が楽しみながら描けるようになる本』)

コアラの耳にも、人間の耳と同じように「耳輪」「耳甲介」「耳珠」があるのです。この3つを、左右の耳の「円」の中に描いていきましょう

「耳輪」は、「縁」のように円の上半分に、円の丸みに合わせて曲線を描きます。

「耳甲介」は「耳輪」のカーブの3分の1あたりから、外側の円の丸みに合わせて下に曲線を描いていきます。

「耳甲介」の線が円の一番下にきたら、丸く「耳珠」のふくらみを描きます。

コアラの耳に人間と同じような構造の「耳輪」「耳甲介」「耳珠」を入れることで、より立体感が出てくる(出所:『たった30日で「プロ級の絵」が楽しみながら描けるようになる本』)

陸生哺乳類は似たような構造をしていますので、ほかの動物を描くときもぜひ参考にしてください。

次ページ最後は「フサフサ感」を出してみよう
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