なかやまきんに君、芸歴23年で大躍進遂げたワケ 筋肉留学、吉本興業からの独立もパワー!に
「限界こそ最大のチャンス」
2022年、きんに君はいくつかのターニングポイントを迎えていた。
例えば、21年間所属していた吉本興業からの独立もその1つ。独立は、「3~5年後、どんな自分でいたいか」をつねにイメージしながら行動していた結果だという。
「芸能界や人気商売は、今がすごくよかったとしても、好調が続くとは限らない。とても不安定な世界にいると感じていました。危機感とつねに隣り合わせで自分じゃコントロールできない。そんな状況の中で世間を見回すと、コロナ禍のステイホーム期間中に健康志向やダイエット、体作りに興味を持つ人が増えました。その結果、僕のYouTubeに視聴者が集まって、知ってもらうきっかけが増えていったんだと思います」
そんな追い風を感じながら、“独立”も決断。仕事が来るのを待つよりも、自ら積極的に発信してチャンスをつかみにいく。
「限界こそ最大のチャンス。仕事で成功したいなら、まず体を鍛えろ」
自分の中にある“根拠のない信念”を信じることにした。
誰とも重ならない自分だけの場所を見つけて、誰よりも早く行動に移す。
きんに君は、筋トレ1つとってもさまざまなこだわりを持っている。
「ゴールドジムに通ってるんですが、その店舗にしかないマシーンがあります。脚のトレーニングだったらこの店舗、背中ならこの店舗とトレーニングによって店舗を通い分けています」と真剣な表情で語る。
筋肉タレントとして、キャリアを積むとマンネリしてきたり、葛藤する時期もあってもおかしくないが、そんな質問に対しても独自の理論を語る。
「例えば、筋トレって周りから見たら単純な動きじゃないですか。バーベルを上げたり、下げたり、腕を上げたり下げたりっていう。でも、この動きの中にもすごく細かいことがいっぱい詰まってるんですよ。例えば、小指の角度を少し変えるだけで、違う効果を感じたり、ひじの位置を変えるだけで、こんな効き方するのかみたいな。すごい発見が毎回あるんです」
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