東大生実践「勉強し始めるまで長い」を防ぐ簡単技 毎日の勉強の負担を軽くするたった1つのコツ

✎ 1〜 ✎ 41 ✎ 42 ✎ 43 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

そうすると次の日になって「ああ、あんまりやる気がでないなぁ」と思ったとしても、「そういえば、昨日のあの問題、合っていたのかな?」とちょっと気になりますよね。あんまりやる気が起きない朝だったとしても、丸つけにはそんなに時間がかかりませんから、それだけはやろうという気になります。

そして、間違っている問題があったら「これ、なんで間違えたんだ?」「あれ?なんで自分こう答えたんだ?」と気になります。そうすると「じゃあ解説を読もう」、「この参考書に戻ろう」と、そのまま勉強を続けられるわけです。また全問正解だったら全問正解だったで、「よっしゃ!幸先がいい!このまま頑張ろう!」となるわけです。

「復習から始める」のも1つの手

さて、これと同じような方法で、「まず復習から始めるようにする」というのも1つの手だと思います。

東大式 目標達成思考 「努力がすべて」という思い込みを捨て、「目標必達」をかなえる手帳術
『東大式 目標達成思考 「努力がすべて」という思い込みを捨て、「目標必達」をかなえる手帳術』(日本能率協会マネジメントセンター)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

新しい何かに手をつけようとするのではなく、「この前の復習として、ちょっと同じ問題を解いてみよう」とか「ちょっと前のページを読んでからやろう」と復習をしてからスタートするように意識しましょう。

ストレッチをしないで運動したら、怪我する可能性がありますし、止まっている状態からいきなり全速力で走ると疲れますよね。それと考え方は同じで、スタートのところは無理をせず、簡単なものから手をつけるようにしましょう。

年納めで、「キリのいいところまで仕事を終わらせなきゃ!」と思っている人も多いかもしれませんが、実際にはその逆で、キリが悪いところで終わらせておいたほうが、年明けにうまくいくこともあるかもしれません。

ぜひ参考にしてみてください!

相生 昌悟 現役東大生

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

あいおい しょうご / Shogo Aioi

2000年生まれ。地方公立高校出身の現役東大生。高校入学当初から勉学に励み続けるも、思うような結果に結びつかず、努力の仕方を考え始める。最終的に、努力を必ず目標達成に導く「目標達成思考」を確立し、高校3年時に東大模試で全国1位を獲得。その後、東京大学に現役合格。現在は自身の経験を全国の教師や学生に伝えるべく、「リアルドラゴン桜プロジェクト」で高校生にコーチングを行っている。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事