60歳を過ぎたら要注意の「金融サービス」教えます 「よくわからない投資」に手を出してはいけない
そして3つ目のポイント、「優遇金利が適用される金額」が投資信託・外国債券を「購入した金額の範囲内」と限定することで、金融機関(銀行)としては自分たちが受け取る手数料以上に優遇金利を支払わずにすみます。
どう転んでも損しない仕組みになっているということです。
このようにきちんと計算してみると、キャンペーンの内容が本当に投資家にとってメリットがあるものかどうかを知ることができます。面倒かもしれませんが、ご自分の大切なお金を守るために「比較して考えるひと手間」が重要です。
「よくわからない」と思ったら手を出さない
「EB債」や「テーマ型投資信託」「新興国通貨建て債券」「変額個人年金保険」「レバレッジ指数ETF」など、シニア世代がやってはいけない資産運用は他にもまだまだあります。
ここではすべてを解説することはできませんが、全体に通じる大事なことをお伝えしておきます。
「仕組みのよくわからない金融商品、サービスには手を出さない」ことです。
注意すべき資産運用は、ことごとく「理解しにくい複雑な仕組み」になっています。
なぜか? そのほうが金融機関が手数料は報酬を取りやすく、しかもこっそりと潜ませやすくなるからです。
付き合いの長い金融機関や、馴染みの担当者がすすめてきたとしても、「よくわからない」と思ったら安易に購入しないよう、少し立ち止まって考えてみてください。
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