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訪日外国人客回復局面で、「LCC」は競争力ある 国際線専門LCC、ZIPAIR Tokyo西田社長に聞く

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水際対策が緩和され、訪日外国人客は回復傾向にある。北米路線を持つ国内唯一のLCC、ZIPAIR Tokyoの西田真吾社長に事業環境を聞いた。

ZIPAIR Tokyo 社長 西田真吾氏
西田真吾(にしだ・しんご)/ZIPAIR Tokyo 社長。1968年生まれ。早稲田大学卒業後、90年日本航空入社。資金部、関連事業室、マイレージ事業部部長などを経て、2018年ジップエア前身のティー・ビー・エル社長。19年から現職。つけ麺とコカ・コーラが好物。(撮影:大澤 誠)

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北米路線を持つ国内唯一のLCC(格安航空会社)、ZIPAIR Tokyo(ジップエア トーキョー)。2020年に就航してから2年半が経つ。日本航空のマイレージ事業部部長からジップエア社長に就いた西田真吾氏に同社の現在地を聞いた。

アジアからの観光客が増加

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──就航から2年半の評価は?

当社初の旅客便、2020年10月の韓国ソウル線は往復で3人だったが、2022年7月20日には累計搭乗者数が10万人に達した。創業以来、広告宣伝費を使わず、口コミとSNSに頼ってやってきたが、認知も広がりつつある。

──北米路線を持つ国内LCCはジップエアだけです。

北米路線のビジネスを成立させるため、座席にはこだわった。機内食を準備するスペースを削り、フルサービスキャリアより座席を多く設置した。一方で、長距離を快適に移動してもらうため座席間隔は31インチ(約79センチメートル)とフルサービスキャリア並みだ。

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