コロナ禍、ウクライナ戦争、急激なインフレ…、国内外で落ち着かない状況が続く。世界の政治・経済の見取り図で、23年の世界を予測する。
ウクライナ、気候変動、インフレ……。混迷を極める世界はどこへ向かうのか。12月19日発売の『週刊東洋経済』12月24-31日号では「2023年大予測」を特集(アマゾンでの購入はこちら)。世界と日本の政治・経済から、産業・業界、スポーツ・エンタメまで108のテーマについて、今後の展開とベスト・ワーストシナリオを徹底解説する。この記事は本特集内にも収録しています。
ウクライナ戦争、物価高…、混迷が続く世界
ウクライナ侵攻、物価高、そして発生から丸3年を迎え終わりが見えないコロナ禍。
世界がどこか不安で落ち着かない状況は、下図のようにすべてつながっている。
身近な不安要素は、急激なインフレーション(物価高)だ。
供給制約や、深刻な人手不足による賃金上昇が、物価高を引き起こした。そこに資源国ロシアによる開戦が拍車をかける。
さらに天然ガスなどでロシアへの依存度が高いヨーロッパには、電力不足が襲う。同時に脱炭素化を進めているが、エネルギー政策の根本的な再考を迫られている。
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