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40代「結婚より"恋愛したい"ってダメですか?」 40代男女が「"恋活"アプリ」に殺到する切実事情

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  • 菊乃 恋愛・婚活コンサルタント
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出会えるオンライン書店「チャプターズ」は、毎月おすすめの本4冊の中から1冊選ぶと、本の現物が届き、同じ作品を読んだ人同士がオンラインで話せるという仕組みです。

オンラインで話した相手と、お互いにまた話したいと思い連絡先交換に至る確率は7割近く。一般的に結婚相談所で連絡先交換に至る確率が平均で3割程度ですから、比較するとかなり高いと言えます。

「チャプターズ」のユーザーのうち、40代以上の割合は現在19%。サービススタート時よりも年齢の高い方の利用が増えているそうです。

「恋庭」と「チャプターズ」に共通するのは3点あります。

1.顔出しをせず、条件検索機能もないため、人気の差は出ず、競争にさらされない
2.ゲームだけ、読書だけという使い方もできて、出会えなくても“失敗”にならない
3.ユーザーの半数前後が、これまでマッチングサービスの利用経験がない

これらの点から、これまでのマッチングサービスは「ガツガツしている」と感じて抵抗感のあった人たちが利用しやすいサービスだといえるでしょう。

恋愛の「P→D」は、自分で進めたい

受け身な人を対象にした“婚活ではない”マッチングサービスの普及はよい展開だと思います。コロナ前まで恋愛相談に来る方は、婚活・恋活をしているがうまくいかない人と、出会うための行動を何もしていない人が同じぐらいの割合でいました。

行動をしていない方々も、縁結び神社に行っているとか、パワーストーンブレスレットをつけて祈願しているなど、自分では「行動している」と思っている方も多かった。

そういった方の中には、高学歴で大手企業に勤めている女性も多く、仕事はPDCAを回しながらガツガツ前に進めています。しかし、恋愛となると妄想止まりになってしまう方がたくさんいたのです。

コロナ後の現在は、何かしらのマッチングサービスを利用したことがある方が圧倒的に増え、PDCAで言うと「P(PLAN=計画)→D(DO=実行)」までは自分で進めているという方が増えた印象があります。当たり前ではありますが、出会うには行動しなくてはいけません。

40代で、結婚ではなく“恋愛したい”と思うことは、まったくおかしいことでも恥ずかしいことでもありません。新たなマッチングサービスを正しく活用して、未来を切り拓いていかれることを切に願っています。

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