投資のプロが四季報で見つけた「大注目トレンド」 注目する企業とテーマを徹底解説!

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ロボットや工作機械などにおける、電圧調整のための基幹部品であるトランスやリアクターの大手で、産業機械、家電、エネルギー市場向けの電子部品等が堅調に推移しています。工場の自動化推進、拠点再編による物流改善などで収益性が改善している模様です。

2022年春号(3月発売)の四季報では唯一、コメントの見出しに【次世代パワー半導体】と書かれていました。

四季報を活用し、伸びそうな投資テーマを探す

Mipox(マイポックス)(5381)
●会社プロフィール
「【特色】微細表面加工の液体研磨剤大手。光ファイバー向け研磨フィルムも」
「【買収】 福山市の研磨ディスク事業メーカーを子会社化。(中略)本社を手狭になった新宿のシェアオフィスから四谷のビルに7月移転」

◎ここに注目!

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旧社名は「日本ミクロコーティング」。四季報の【特色】欄には「微細表面加工の液体研磨剤大手」とあります。半導体を作る際、表面をピカピカに磨く工程があるのですが、そのときに使われる研磨剤で有名な会社です。

四季報コメント内に、「次世代パワー半導体」やそれに類するワードが初めて登場したのは、2018年夏号(6月発売)の「旭硝子(現・AGC)」ですが、その次の号で、Mipoxやロームにも登場しました。

今回は、必見の最新トレンドとして、「Web3.0」と「次世代パワー半導体」に関連する有望銘柄をご紹介しました。

気になる会社はあったでしょうか?

みなさんもぜひ、まだ誰も気がついていないこれから伸びそうな投資テーマを、四季報を活用しながら探していってみてください。

渡部 清二 複眼経済塾 塾長
わたなべ・せいじ / Seiji Watanabe

「会社四季報オンライン」でコラム「四季報読破邁進中」を連載。1967年生まれ。1990年筑波大学第三学群基礎工学類変換工学卒業後、野村證券入社。個人投資家向け資産コンサルティングに10年、機関投資家向け日本株セールスに12年携わる。野村證券在籍時より、『会社四季報』を1ページ目から最後のページまで読む「四季報読破」を開始。2014年の独立後も25年以上継続中で、2022年10月1日には四季報100冊読破。2014年四季リサーチ株式会社設立、2016年複眼経済塾設立。公益社団法人日本証券アナリスト協会検定会員、日本ファイナンシャル・プランナーズ協会認定AFP、国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト

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