イーロン・マスクが本来やりたいと思っている事 2社経営で奮闘していた2009~2013年に語った生声

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ペイパルを売却したときの収入は、税引き後で約1億8000万ドルだった。
そのうち1億ドルをスペースXに、7000万ドルをテスラに、1000万ドルをソーラーシティにつぎ込んだんだ。
そうしたら、家賃が払えなくなって本当に借金する羽目になったよ。
――「PandoMonthly」インタビュー 2012年7月12日

 

私はスペースXのCEOであると同時に、ヘッドエンジニア兼チーフデザイナーでもある。だから、金のことしか頭にないようなやつには負けない。自社の技術にうといCEOに出くわすことがあるが、あきれてしまうよ。
――『スミソニアン』誌 2012年12月

 

当時、自分の存在意義がよく分からなくなっていた。
それで、いろいろな本を読んで、人生の意味を見いだそうとしていた。
(中略)生きる意味がまったくないように思えたんだ。
たまたま自宅にニーチェとショーペンハウアーの本が何冊かあったけど、14歳で読むべきではないね。ひといよ。実にネガティブな本だ。
次に『銀河ヒッチハイク・ガイド』を読んだんだけど、これはとてもポジティブな本だった。
――「CHM Revolutionaries」インタビュー 2013年1月22日

【2022年11月24日16時55分追記】翻訳の正確性を期すために上記引用の一部を初出から修正しました。

テスラの目標は電気自動車への移行を推し進めること

いまやっていることが破壊的な変化をもたらすか否か。
この質問は一考に値すると思う。少しずつ変化をもたらす程度なら、世の中に何か大きな影響を与えることはないだろう。
これまでやってきたことより、はるか上を行かなければならない。
――SXSW会議 2013年3月9日

 

否定的な意見があるのは構わないし、批判的なレビューも問題ないと思っている。批判的なレビューに腹を立てていたら、私は年がら年中、批判的なレビューと戦うことになるだろうね。何百という数の否定的な記事があるんだから。何百もあるけど、これまで反論したのは数回だけだ。批判的なレビューは受け入れるけど、事実に反するレビューは受け入れない。
――SXSW会議 2013年3月9日

 

イーロン・マスクの生声 本人自らの発言だからこそ見える真実
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テスラの目標は一流ブランドになることでも、ホンダ・シビックと張り合うことでもない。正しくは、電気自動車への移行を推し進めることだ。
車業界全体が電気自動車一色になるまで、さらに多くの電気自動車を作って価格を下げ続けていく。
――カーンアカデミーのインタビュー 2013年4月17日

 

テスラが10年前の創業時に立てた目標は、いまも変わっていません。
その目標とは、「大衆向けの魅力的な電気自動車をできるだけ早く市場投入し、持続可能な輸送手段の普及を加速させる」ことです。
――テスラ公式サイトのブログ「テスラのミッション」 2013年11月18日

ジェシカ・イースト 編集者・ライター

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Jessica Easto

テネシー大学でジャーナリズムの学位を、南イリノイ大学でクリエイティブライティングのMFAを取得。

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