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半導体大手キオクシアは「1兆円投資」で勝てるか 主戦場のメモリーは投資競争が熾烈を極める

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特集『半導体 次なる絶頂』の第9回。「来るべき将来に備えて今から投資しておかなければならない」と語るキオクシアの早坂伸夫社長。日本勢で唯一、先端分野で戦っている。

四日市工場の第7製造棟(写真:キオクシア)

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投資総額1兆円──。半導体市場が調整局面に入る中、積極投資を続けているのが半導体メモリー大手のキオクシア(旧東芝メモリ)だ。

キオクシアが手がけるメモリーは調整の影響を最も顕著に受ける分野。半導体市場の調査会社トレンドフォースによると、キオクシアが主力とするNAND型フラッシュメモリーの価格は、2022年7〜9月期に13〜18%も下落した。これを受けキオクシアも約3割の生産調整を余儀なくされている。期間は「当面」で、終わりも見えない。

しかしキオクシアは、投資の手を緩めない。

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