「喋りの達人」くりぃむ有田哲平が明かす"超極意" チュートリアル福田充徳の「聞く技術」も凄かった
聞き手の知識や興味を見ながら話す
――有田さんの話術は自身のYouTubeチャンネルの大きな見どころですが、お話をするときにどんなことを心がけていますか。
有田:ジャンボ鶴田さんは、相手選手の受けの技量によって、バックドロップの角度を変えていました。三沢光晴さんも同じようにおっしゃっていました。おこがましいですが僕もそのように、聞き手のプロレスへの知識や興味を見ながら話しています。(YouTubeを)一緒にやっている福田は、だいぶプロレスに興味を持っているので、初心者からしたらよくわからないようなことも話せるんです。
ただ、観る方の全員がプロレス好きな人ばかりではないですよね。僕は中学生のころから、プロレスに興味がない友達に、「一緒にプロレスを観に行ってほしい」と思いながら、その魅力を話していました。でも、「興味がないから」と惨敗することが多かった。なので、相手がアイドル好きであれば、プロレスをアイドルに例えて伝えるというふうに、手を変え品を変え、どうすれば刺さるか意識しながら話していたので、いつの間にか身に付いていたのかもしれないですね。
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